税務会計論
2021年10月5日税務会計論2 第2回 2021年10月5日
早稲田大学 商学部 税務会計論2
第2回目の授業です。
今回から本題に入っていきます。
租税の意義などを中心に授業を進めました。
＜授業概要＞
会計の目的と違いについて
－企業会計（財務会計）、管理会計、税務会計は、報告する相手や目的が異なっています。
税務会計は適切（公平）に課税することを目的にしています。
確定決算主義
－株主総会で承認された企業会計上の利益を基礎に、必要な調整を加えて誘導的に所得（法人税）を計算していきます。
会社組織のイメージ
－「会社のオーナー＝社長」ではありません。
「所有」と「経営」は分離されているのです。
コンバージェンス
－会計のコンバージェンスにより、企業会計はIFRSへ近づき、税務会計と距離が離れていく傾向が出ています。
中小企業の会計
－中小企業において大企業（上場企業）並みの会計を実施するのは難しいので、中小企業会計指針や中小企業会計要領が定められています。
法人税の特徴
－納税義務者が法人、所得を基準に課税、直接税、税率は一定、所得に区分なし、事業年度に応じて課税
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